日々の暮らし

花見る人|2024年4月21日(日)

通勤で外を歩くから景色は見るけれど、わたしは日傘を手放せないのでどうしても視界は狭まる。

周りに人がいなければ傘を傾けて空を仰ぐこともできるけど、胸がぎゅんとするのでなかなかできない。

そんな中でも桜がきれいだったので数日前に写真を撮ってみた。撮り慣れていないし特定されるようなものが写ってはいけないと思うと、写真ひとつ撮るのにもとても気を使う。

春はあっという間に過ぎていくし、桜はそれよりずっと早く散ってしまうね。

足を止めて少し眺めて、なんとなくiPhoneのカメラを起動して。

天気の良い日に撮った桜の木と空は、画像フォルダから見返すと少し味気ないけど、今はまだあの日の眩しい感じが記憶に新しい。

外に出るのはいろんな苦しさが伴うけど、こうして思い出を積んでいくのはいいなと思う。

自分が写った写真は昔から好きじゃなくて、どこかへ行っても風景を撮ることしかしていなかったけれど、このところ家族写真くらいは撮ってもいいんじゃない?と思うようになった。

人の記憶は薄れていくし、亡くなった祖父母たちのことを思うとき、もっと写真を撮っておけばよかったなと悔しく思うから。

ヒロアカの最新映画特報を見たので、ワールドヒーロズミッションをやっと観た。

公開当時は観に行きたかったけれど、距離とか金額とかの面で諦めたのだったと思う。

加えて、映画館に行って観るのがつらく感じてきている。自分の行動範囲が年々狭まっていることを実感している。

わたしは人より体力がないので、ちょっと外に出るだけでもあれこれ考えてしまってとても疲れる。身も心も疲れ切る。

だから余程のことがない限り劇場に足を運ぶことはないだろう。

ただ、映画は待っていれば配信されるけど、美術館は出向かなければ楽しめない。

美術館や博物館には行きたいので、そこはちょっとがんばりたい。

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はちす
日々の暮らしをゆたかにするため奮闘中。