飽き性なのに、手帳に手を出しては挫折している。
毎日書こうと思っても、だんだん白紙が増えていく。
それでも、自分を大切にしたい、内面と向き合いたいという気持ちは消えなくて、2026年もピュアライフダイアリーを選んだ。毎日続いていなくても、今の自分にはこの手帳がいちばんしっくりきているから。
一方で、一目惚れして買ったbooco diaryは最初こそ毎晩書けていたけど、今は止まっている。空白がもったいない気がして、短くても何か書いたほうがいいのか、割り切ってこのままでもいいのかと迷っている。
モーニングページ用のノートもあるけど、毎日は続かなくて進みが遅い。複数のノートや手帳を同時に使うのは、やっぱり自分には向いてないのかもしれない。そう思いながらも、また手を出してしまう。
2023年にはロルバーンダイアリーを3冊も買った。メモページが多いからなんとか使い切ったけど、最初に気合いを入れすぎてもうロルバーンはいいかなという気持ちになった。
こうして並べると「失敗から学べてない」ように見えるけど、手帳と向き合った時間も、白紙のページも、たぶん自分の一部なんだと思う。
「今度こそは毎日書く!」と心に決めるものの、気がつけばページは真っ白。そんな経験しかないわたし。一度向き合ってみるかと久しぶりに見出しを使ってブログを書く、そんな2026年の手帳会議。
挫折遍歴
気合い入れすぎてロルバーン3冊購入
なぜ3冊も買ったのか。完全に気合いの空回りだった。
大好きなYouTube「pomenote」の影響をめちゃめちゃに受けてサイズ違いを3冊も買ってしまった2023年。メモページの多さを活かしてなんでもノートにするぞと意気込んでまねっこした当時のわたしは、最初こそ紙物の切り貼りやクリーム色の紙面になんでも書くことを楽しんでいたが、徐々に下火になり燃え尽きてしまった。案の定……。
使い方がなんでもノートだったので、2024年に繰り越してなんとか使い切ったものの、ロルバーンもういいかな(高いし)、というまさに飽き性の典型行動をとってしまった。
使っている人たくさんいるし、柄も可愛いし、初めてネコラミ工作したのもすごく楽しかったんだけど疲れてしまったんだよね。
一目惚れの罠
bocco diaryは表紙や中身に一目惚れして、結構衝動的に買ってしまった手帳だから、やっぱり続かなかった。

最初は夜に書く日記として余白がないくらいみちみちに書き込んでいたので楽しかったけれど、徐々に書けなくなってしまった。
理由は体と心の不調が大きい。boocoに限らず、手帳を書く余裕がない日が続いてそのまま書かなくなってしまった。ぱらぱらすると週に一度はなんとか一言書いていたりするので、書きたい気持ちはあったんだと思う。
モーニングページの迷走
毎朝モーニングページを書くことへ過度な憧れと期待を持っているらしい。
書けない日が続くともうだめだとどんどん気分が落ちていく。継続は力、習慣を生活の一部にできれば強いとわかるのに、それができない自分が情けない。プレッシャーを勝手に感じて、勝手に焦って、「毎日やらなきゃ」という思い込みで自分を追い詰めていた。
これに関しては、ChatGPTに相談してちょっと気が楽になった。モーニングページは「毎日やる課題」じゃなくて「気持ちを整理したい時の道具」って位置付けにしておけばいいんじゃない?とのことだから、そうする。
書いてスッキリするのは知っている。スッキリしたいときは書かなきゃと思わなくても書きたくなるものだろう。
複数使いの混乱
飽き性で気もそぞろ、あちこちへ興味が向かうため、自分は複数使い向いてないなってなんとなくわかっているのになぜノートを分けてしまうのか。
用途別に分けたい理想と管理の現実問題。
モーニングページは分けた方がいいよな、ピュアライフダイアリーは毎年使いたいし、他にも使ってみたいノートがあるからそれをなんでもノートにして……。今は夜日記の手帳もあるし、測量野帳やツバメノートも使いかけのものがあるから、稼働しているのは合計5冊!5冊もあったら管理できないに決まっている。
結果として全部が中途半端になっている。
自分の性格を理解していたのになぜ繰り返したか。
結局、あちこちに興味がいく飽き性だからとしかいえない……。
唯一続いているピュアライフダイアリーの存在
2024年、2025年と継続している事実と、毎日書けていない、ワークもできていない現実がある。
それでも2026年版を購入した理由は、完璧じゃなくても許される感覚があるからなのかな……。
書けない日があってもいいと公式で言ってくれているし、プレッシャーが少ないのがいいんだろうと思う。
正直うまく使えてはいない。ワークもできていないものがあるし、せっかくの購入者特典も活かせていないし。
それでも続けたいんだから自分なりに続けてみる。
理想の自分になりたい願望や手帳で自分を変えたいという気持ちもあるけど、ピュアライフダイアリーに求めているのは自分との対話で、自分を大切にしたい、内面と向き合いたいっていうのが本当の気持ちだと思うから。
現在の向き合い方
手帳を続けるコツは、頑張って毎日書くことじゃなくて、白紙も含めて“自分の生活の一部”として受け入れることなのかもしれない。でも今持っている手帳やノートはなるべく使い切りたいので用途を見出してみた。
測量野帳は毎日のTODOを記入して使い切る。その他ちょっとしたメモ用紙として贅沢に使ってしまうことにした。
ツバメノートはモーニングページを書いたりなんでもノートにしたりと色々用途を変えてきたが、今2回目を読んでいる「シンプルリスト」からリストを書き写していくノートにしようとしている。

booco diaryは夜寝る前に書く日記としてペンと一緒にベッドの近くに置くことにした。
飽き性は欠点かもしれないけれど、興味の幅が広いのはいいこととも言える。多分これからも気になる手帳やノートや文具が出てくるし、その度に迷うんだろう。そのときの気持ちも大切にしながら、新しいものを買うときは慎重になってほしいと思う。未来の自分……。
今毎日書きたいな、開きたいなと思う手帳はピュアライフダイアリーとなんでもノートだから、その二冊をすぐ手に取れるところに置いてある。ペン立てにはいつも使うペンのみを立てておく。
2026年の予行練習
ピュアライフダイアリーと向き合うために、他に書きたいものがあるときに書けるノートとして無印良品の単行本ノートを買った(早速新しいノートを買っている)。
この動画を見て影響されたので無地の大きめのノートにした。毎日じゃなくて書きたいときに書いている。読書記録や映画記録もここに書くし、手帳会議もした。
最近は「引き出し日記」というアプリに書いたことを書き写したりしている。これが結構楽しい。1日の終わりにその日の引き出し日記を少していねいに文字にするのが三日くらい続いているので、三日坊主にならないようにしたいところ。このアプリはピュアライフダイアリーを書くときにも使えるなと思った。
2026年はピュアライフダイアリーをメインの手帳として、それ以外を単行本ノートになんでも書く。今はその予行練習中。来年のことを考えるのも楽しいけれど、今あるもので一度試しておくとぶっつけ本番よりだいぶマシですからね。