本・漫画

病気をやめるという発想|思い込みが強すぎる人へおすすめ

本当の自分に出会えば、病気は消えていく

そんなタイトルが目について、読んでみました。

仕事で心身ともに参っていたので(いつも言ってる……)、本を読んで気分を変えようかと思ったのです。

わたしは読書感想文が苦手だと思っているので、読書記録がうまく続けられません。インプットしたらアウトプットする方がいいとはよく聞くことでも、何書けばいいんだーと読みっぱなし見っぱなしです。

高校生の時からつけているブクログ(読書記録できるアプリ)を遡っても、ほとんど覚えていなくてなんだか侘しい。当時は本を読むのが楽しくて楽しくてしょうがなかったのになあ。

読んだことを忘れて同じ本を読んで、いざ登録の段階で2度目だったことに気づいたこともあります。うそだろって愕然とした。

そのときも、ちゃんとアウトプットしないと!と意気込んだのに、やっぱり挫折しました。向いてないのかなーとは思うものの、読書記録をつけたい欲だけはある。

また挫折するかもしれないけど、とりあえず今回読んだ本が今の自分に刺さったので、ここから読書記録をつけ始めることにしました。

前置きが長い!

病気は、「本当の自分」からの大切なメッセージ

「自分の人生」を生きていないとき、人は病気になるそうです。

現実社会ではある程度社会のルールに沿って生きていくことを求められる=「社会的自分」

夢があっても、安定した暮らしができるとは限らないから就職しろと反対される、というありがちな事例が、社会的自分と、自分の生きる目的が合致しないケース。

社会的自分によって、自分の中の奥深くに封じ込められた本当の自分が、「このまま生きる目的に向かって生きることが許されないなら、元気でいても意味がない」と、さまざまな病気を作り出していくのです。

本当の自分に出会えば、病気は消えていく|梯谷幸司 15ページ

これ、わかるかもしれない。わたし社会のルールが好きじゃないです。自分が就職して働く想像がどうしてもできなくて、メンタルやられて体をこわして実家に戻ったから、まさにこれはわたしのことでは?という気持ち。

今の自分が生きる目的とズレた生き方をしていることを、本当の自分が病気という形を使って教えてくれている。

そんな発想今までなかったけど、ストンと心に入ってくる言葉だと思った。

「失いたくないもの」に執着すると、病気をつづけてしまう

病気になったことで、やさしく接してくれるようになったとか
病気であることで、やりたくない仕事から解放されたとか

この章でも痛いところを的確に突かれました。グサグサくる😥

病気が治ってしまうと、このぬるま湯のような状況を失ってしまうから、わたしはいつまでも虚弱のセルフイメージを手放せていないのではないだろうか?

そう思いました。

無意識に失うことを恐れ、健康になりたいと思っていても心の奥底では治ったら困るって思ってるんだろうな。

言葉にされたことで、心臓がドッドッてうるさくなりました。図星をさされて何も言えなくなっちゃったみたいな。

読み進めていくと、病気で手に入れたメリットに執着していてもそこからよくなることはないんだなっていうのがわかります。

今の状況を手放す覚悟をしなければいけないわけだ。口ではこのままは嫌だと言いながら甘えていたんだってわかっただけでも、この本を読んでよかったと思いました。

影響を受けやすいところがあるので、読んだ直後でハイになっているのもあるけれど、これからは無意識の執着を常に意識していきたい。手放していくために。

現実とは、あなたの勝手な思い込みにすぎない

わたしは思い込みが強すぎるところもあります。病は気からを地でいくタイプ。

「人生は思い通りにならない」「何事も努力しなければ達成できない」などの思い込み。

「私は弱い」「私はたいした人間ではない」「私には能力もないし、お金もないから、そんな夢は実現不可能だ」などのセルフイメージ。

著者の梯谷さんがいうには、そうした思い込みもセルフイメージもすべてが事実ではない、ということです。

羅列された例を見ながら、わーこれ自分じゃんと思いました。

事実ではないのに、それを事実として信じ込んで、縛られて、苦痛系思考にはまり込んでしまうのは、現実には存在していないのに、現実に存在しているものと勘違いしているから!

いちばん刺さったのはこれです。

「私は弱い」というセルフイメージがあれば、「私は弱い人。だから体も弱くしなきゃ! そのためには、体に悪いものを食べなきゃ!」という自動反応がはじまっていきます。その結果、本当に体が弱くなっていきます。

本当の自分に出会えば、病気は消えていく|梯谷幸司 44ページ

自分のことを貧弱だと思っているけど、これってわたしが勝手にそう思っているだけかもしれないって、なんだか痛いところを突かれた気分になったんですよね。

疲れやすい傷つきやすいとかもそう。いやでも、それはそう。それは、本当のことだと思うんだけれど、ふと思うときもあって。

わたしってだいぶ図太いんじゃない?体が、心が弱いって、若干ポーズ入ってない?って。

だからこそグサッときたのかも?

ほんと、この本読んでると心が抉られるんだよ〜。自分を見つめ直すきっかけにもなったんですけど、言いようのないモヤモヤに支配される〜〜〜。

いったんここでおわり!

本の感想ってやっぱり難しいからいったんここでおわり!

2周目行ってからまた追記しようと思います。

久々に長文書いたなあ。今はノートもあまり触れてなくて……。

そういう時は中途半端でも上げるが吉!?

というわけで、突貫読書記録でした。今日は見直しもしない!

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はちす
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